クリニックからのお知らせ
[2020.12.29] 今年もお世話になりました<(_ _)>
今年1年間、皆様には大変お世話になり、心より感謝申し上げます。新型コロナウイルスに振り回された1年だったと感じますが、皆様のご協力のお蔭で、当院では大きなトラブルもなく無事に1年を終えることができ、感謝しています。今年は12月29日まで診療し、12月30日~1月3日年末年始のお休みとさせていただきます。来年も院長、スタッフ一同心を込めたぬくもりのある診療を心がけてまいりたいと思っております。当院は1月4日~診療再開させて頂きますが、年末年始のお休み期間でも広島県精神科救急情報センターをご利用になれます。緊急を要する場合は☎082-892-3600へご連絡ください。それでは皆様、良いお年をお迎えください m(_ _)m
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[2020.12.15] 日本精神神経学会学術総会参加①
第116回日本精神神経学会オンライン学術総会にリモートで参加しましたので、特に印象に残った発表について報告します。発達障害のシンポジウムでは、成人ADHDに対する薬物療法として、コンサータ、ストラテラ、インチュニブそれぞれの効果、副作用などの特性から患者さん個々にあったものを調整する必要があり、同時にうつ病、不安症、素行障害などの他の精神疾患を合併した場合も小児の治療ガイドラインが成人でも参考になるとのことでした。非薬物療法として、昭和大学附属烏山病院の佐賀信之先生より「成人期ADHDに対する精神科ショートケアプログラム」のお話がありました。発達障害の方は職場やプライベートで適応しづらく、自尊心低下、居場所のなさ、就労困難などからうつ病、不安症などの2次障害が見られることがありますが、デイケアでは同じ体験を持つ仲間と共感、理解が得られ、孤独感、孤立感が軽減できます。対策方法を習得し成功体験を積むことができたり、経験豊富なスタッフが「参加者が主体である」との前提で対人関係調整、外来治療や外部機関との連携を行い、説教はしない、世間のルールを押し付けない、などを心がけておられます。ADHDの方は集中力が続かない方もおられますので、頻回に休憩をとるプログラムにするなど、様々な工夫がされていました。ショートケア後には統計学的にも衝動性、不注意、状態不安の改善が確認されており、12週間のプログラム後は外来通院へつなげ引き続きサポートしていくことが重要とのことでした。また自閉症の方にヒューマノイドロボットを活用してコミュニケーションを取っていく研究のシンポジウムでは、表情から相手の感情を読むことが苦手な自閉症の方は返ってロボットのほうが話しやすく有用であり、多人数でのアプロ―チをAIで整理して患者さんに伝えるなど、治療法も進化していっていることを感じました。(つづく)
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[2020.12.06] 完全禁煙成功者250人達成!
喫煙はうつ病パニック障害統合失調症などほとんどの心療内科疾患に悪影響を及ぼすため、当院では禁煙外来にも取り組んでいます。今月で完全禁煙成功者250人を達成しました! 皆さん同じように、「楽に禁煙できた、こんなことならもっと早く禁煙しておけばよかった」「禁煙したらイライラしなくなった」とおっしゃり、お薬を減らせたり中止できる方も沢山おられます。勿論、禁煙できずに終わってしまう方も3割程度おられますが、2回目、3回目の禁煙外来で成功されるケースも見られるようになり、失敗してもいいのでまずは禁煙外来を受けてみることが重要だと実感させられます。タバコには250種類以上の毒物、60種類以上の発がん物質が添加されていること、ニコチンは覚せい剤より強い麻薬であること、など一緒に勉強しています。まだ決心がつかない方も、是非最寄りの禁煙外来、または当院禁煙外来へご相談ください。微力ではありますが、受動喫煙被害のない社会を目指して、コツコツと禁煙活動を続けていきたいと思っています。
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"紅葉とカエル" by sho(写真をクリックすると拡大します)
[2020.11.27] 年末年始お休みについて
今年は12月29日(火)まで診療し12月30日~1月3日年末年始のお休みとさせて頂きます。お薬や体調についてご相談のある方は、お早めにご連絡下さい。皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご協力お願い致します。年末年始のお休み期間でも広島県精神科救急情報センターをご利用になれます。緊急を要する場合は☎082-892-3600へご連絡ください。
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年末年始お休み日程表(クリックすると拡大します)
[2020.11.14] 広島県アルコール健康障害サポート医養成研修I修了
広島県健康福祉局健康対策課主催した広島県アルコール健康障害サポート医養成研修Iへ参加しました。瀬野川病院KONUMA記念依存とこころの研究所の加賀谷有行先生より、「瀬野川病院におけるアルコール依存症の入院による断酒療法の取り組み」と題して、広島県依存症治療拠点機関の立場から、前回のスクリーニング~短期介入についてのお話に引き続き、このたびは入院治療の現状についてのお話でした。第I期の身体的(解毒)治療期、第II期の依存症リハビリテーションプログラム実施期、第III期の退院準備期の計3か月の入院治療が受けられ、SMARPP、認知行動療法、作業療法、スポーツ活動などを経て、外出訓練、外泊訓練を繰り返しながら退院後の断酒会への参加などが準備されているそうです。早期介入早期治療が重要であり、まずは通院治療でも家族のみの相談でも構わないので瀬野川病院へ相談してほしいとのことでした。
こころの健康クリニック可部院長の倉田健一先生より「失敗してもぴえん😊しない依存症治療」と題して、クリニックでのアルコール依存症治療の実態やメリット・デメリット、苦労されている点などのお話がありました。クリニックは敷居が低いため、早期から予防的な適正飲酒のアドバイスができるなどのメリットがある一方で、マンパワーや構造的に重症者のフォローができない、緊急入院に対応できない、採算が見込めないなどのデメリットもありますが、薬物療法、飲酒日記を用いた断酒、減酒治療、HIMARPP(広島版SMARPP)などによる心理教育など行っておられ、「常に見捨てずいつも治療の門戸を開いておく」ことが重要であるとのことです。またアルコール依存症が治癒しても薬物、ギャンブル、ゲーム、買い物など依存対象が移っていくクロスアディクション(交差嗜癖)についても教えて頂き、アルコール依存だけでなく、依存症自体を克服することに注意が必要であり、スマホ利用が1日3時間以上であると前頭前野、海馬の発達が悪くなり、学力や生活リズムが破壊されるなどの報告が世界的にでてきているとのことで、子供には何らかの規制が必要ではないかとのお話でした。明日からも最新の知見を当院通院患者さまへお伝えしていきたいと思います。
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 こころの健康クリニック可部・瀬野川病院
(画像をクリックするとホームページへリンクします)
[2020.11.05] クリスマスツリーを飾りました~
今年も待ち合いにクリスマスツリーを飾りました! お待ち頂く間にご覧になってお楽しみください。次回受診日をお楽しみに(^^)/
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"spider&halloween" by sue(写真をクリックすると拡大します)
[2020.10.28] こころや悩みごとの相談窓口リーフレットのご紹介
広島県西部保健センターでは県民の健康増進へ向けていつも様々な取り組みをされていますが、こころや悩みごとでお困りの方へ相談窓口が詳しく書かれたリーフレットも配布しておられ、働く人、若年性認知症、障害者、高齢者介護、アルコール、生活困窮や多重債務、子供・女性・性被害、若年者の社会参加や就労などなど、様々な相談窓口が紹介されています。その中の”近くで受診できる精神科病院・診療所”の欄に当院も掲載して頂きましたのでご紹介しました。ご希望の方はお気軽に受付スタッフへお申し付けください。
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こころや悩みごとの相談窓口リーフレット(クリックすると拡大します)
[2020.10.18] 広島県アルコール健康障害サポート医養成研修II修了
広島県健康福祉局健康対策課主催した広島県アルコール健康障害サポート医養成研修IIへ参加しました。新型コロナウイルス感染症対策で、このたびは自宅からリモートでの参加となりました。呉みどりヶ丘病院の長尾早江子先生より、「アルコール依存症の入院治療について~2020*新しい取り組み~」と題して、アルコール専門治療病院における治療導入から入院治療、また退院後の治療について現場での詳しいお話がありました。アルコール依存症治療の基本はあくまで断酒であり、①自助グループへの参加 ②酒害教育 ③抗酒薬による薬物療法が3本柱ですが、最近では高齢者や女性も多く、一律の治療から減酒も含めた個々の生き方に焦点をあてた個別の治療へ広がっているそうです。また入院初期の不安・不満の提言を目的に新たに初期面談を導入され、多職種がかかわり、本人がどう生きたいかに焦点を当て、共感・傾聴につとめ、自身で治療方法を選択できるよう面談を繰り返し、ネットワークを作ることによって、孤独から再飲酒してしまうことを減らしていくよう試みられているとのことでした。
また瀬野川病院KONUMA記念依存とこころの研究所の加賀谷有行先生より、「当法人におけるアルコール依存症者の通院治療の経験」と題して、広島県依存症治療拠点機関の立場から、主にスクリーニング~短期介入についてわかりやすく説明されました。アルコール依存症者は100万人程度いると言われていますが、専門機関で治療を受けているのは4万人しかおらず、早期に介入し治療を開始したり、通院を中断させないための工夫などが重要であるとのことでした。当院を受診してくださったアルコール依存症の方をスムーズにアルコール専門病院での治療へつなげていくことが重要であると感じました。明日からも最新の知見を当院通院患者さまへお伝えしていきたいと思います。
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呉みどりヶ丘病院・瀬野川病院(ホームページへリンクしています)
[2020.10.08] クリニック紹介リーフレット更新
心療内科クリニックはたくさんあるけど、それぞれどんな特徴があるのか、何を専門にしているのか、などなかなかわかりづらいこともあるかと思います。当院には専門領域や診療内容、医師の紹介、外来担当表などが掲載されているクリニック紹介リーフレットがございます。これさえあれば当院のことはなんでもご理解頂けるのではないかと思います! 現在新型コロナウイルス感染対策として、待合いにはリーフレットを置いておりませんが、ご希望の方は受付スタッフへお申し付けください。各ページにございます、ホームページ右下のバナー"クリニックご案内用リーフレット"からもダウンロードできますので、是非ご覧ください。
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クリニック紹介リーフレット(クリックすると拡大します)
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"Spider Lily" by sho(写真をクリックすると拡大します)
[2020.09.26] こころの健康よろず相談のご案内~
10月25日(日)広島県精神神経科診療所協会主催の第26回こころの健康よろず相談が行われます。今年は新型コロナウイルス感染対策のため、直接の面談はございませんが、お年寄りから子供さんまで家庭・学校・職場の悩みに広島市の多数の精神科専門医が無料で電話相談(☎082-228-7681)に応じます。予約不要、匿名も可能ですので、病院を受診するのはまだ抵抗があるといった方はこの機会にお気軽にご相談ください。当院院長も13:00~14:30ご相談に応じる予定です。お気軽にお電話下さい。m(__)m
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第26回こころの健康よろず相談チラシ(クリックすると拡大します)
[2020.09.18] 新型コロナウイルス感染症対策について⑤
新型コロナウイルス感染第2波もだいぶ落ち着いてきたようで、広島県内でのコロナウイルス感染者も10名(9月18日現在)、新規感染者も0名の日が増えてきました。引き続き、お一人お一人の咳エチケットやマスク着用、手洗いを継続してください。
当院でも院内感染が発生しないようできる限りの感染対策を行っています。接触感染を防止するため、このたびアサヒ家具サロン様に、当院のソファー、椅子、クッションなどを消毒しやすい生地に替えて頂いたり、ビニールカバーを付けて頂いたりしました。相変わらずセンスのよいものを選んで頂きましたので、次回受診日に是非ご堪能ください。また空気清浄機能を備えた羽のない扇風機を待ち合いに置かせて頂きました。まだ暑い日もございますので、安全で綺麗な空気で涼んでいただければと思っています。その他の取り組みについては新型コロナウイルス感染症対策について①をご覧下さい。
できうる限りの対処を行っており、院内で感染する可能性はかなり低いと思っていますので、安心してご来院ください。皆様にもご協力頂き感謝いたしております。引き続き、風邪の症状や微熱、味覚障害、嗅覚障害、倦怠感や呼吸困難がある方は、医療機関を受診する前に厚生労働省の電話相談窓口 ☎0120-565653(フリーダイヤル)(受付時間:9:00~21:00(土日・祝日も実施))または広島県の各地域の保健所(☎082-513-2567)へご連絡ください。PCR検査も十分用意されてきましたので、以前より受けやすくなっています。微熱が続く方は早めに上記へご連絡ください。
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当院でのコロナウイルス感染予防(クリックすると拡大します)
[2020.09.01] インフルエンザ予防接種のお知らせ
やや涼しくなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。当院では本日よりインフルエンザ予防接種の予約を開始致しました。今年は新型コロナウイルス感染症との合併も危惧されるため、高齢者および合併症を有する方を優先して10月1日から予防接種開始することになりました。今年もA型インフルエンザに対する2価だけでなく、B型インフルエンザにも対応する4価のインフルエンザHAワクチンとなっています。当院通院中の方およびご家族や付き添いの方を対象とさせて頂きます。数に限りがありますのでなくなり次第終了とさせて頂きます。ご希望の方はお早めに当院受付でご予約ください。高齢者(65歳以上)および60~64歳で、心臓、腎臓、呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有し、その障害が身体障害者手帳1級に相当する方は令和2年1月31日まで各市町村からの補助制度がございますので、受付にてお気軽にお尋ねください。広島市のインフルエンザ最新情報広島市感染症情報センターホームページをご覧ください。
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広島市からのお知らせ(クリックすると拡大します)
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"渓流" by Neurosurgeon1964(写真をクリックすると拡大します)
[2020.08.27] 暮らしとこころの相談会ご案内
9月8(火)~9日(水)広島弁護士会主催、広島市医師会後援の暮らしとこころの相談会が開催されます。広島駅南口地下広場(エールエール地下)にて、10:00~11:45・12:30~16:15の時間帯で、弁護士、精神保健福祉士、臨床心理士、社会福祉士、司法書士、社会保険労務士、医療ソーシャルワーカーなどの専門家が親身に対応してくれます。相談料無料、相談内容な秘密厳守、電話相談(☎090-4890-1579)もでき、予約なくても受け付けてもらえます。生活保護の相談、こころの相談、離婚・相続等の家族に関する相談、借金に関する相談、住まいの相談等、暮らし・生活に関わるご相談など、お困りの方の力になってくれます。勿論、これまで通り最寄りの心療内科当院でもご相談に応じていますので、精神疾患に関連した治療方法、生活の仕方、役所の手続きなどでお困りの方もお気軽にご来院ください。
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暮らしとこころの相談会ご案内チラシ(クリックすると拡大します)
[2020.08.15] 今月はACQUAの香り~
クリニックにお越しいただく方々に香りでもくつろいで頂きたいと思っています。今月はACQUAという、Dr. Vranjes Japanスタンダードシリーズの中からバジルの葉の香ばしい香りに、ホワイトムスクとソルトが個性を際立たせる爽やかなマリンノートの香りを診察室に置いております。「早朝の海岸の清々しい空気と透明な海の泡をイメージさせる軽快なフレグランス。ナチュラルでさわやかな空間を演出します」(^o^) 暑い日が続きますが、爽やかな気分になって頂けると思います。次回受診日をお楽しみに (^^)/ (^^)/
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[2020.08.08] お勧め;草津カレー!
当院もいつも連携させて頂いている草津病院デイケアセンターより、”草津カレー”を頂きました! 昨年よりややバージョンアップした新製品とのことで、草津病院の調理師・管理栄養士監修のオリジナルブラックカレーです !(^^)! 草津病院デイケアセンターでは精神疾患をお持ちで日常生活の自立が難しい方の生活支援をしたり、一時的な事情で休職されている方の社会復帰を支援したり、その中で写真のような製品を作られたり、パン屋さんでの就労訓練もできるそうです。当院からも多くの患者さんを紹介させて頂き、皆さん社会復帰され喜ばれています。おひとりで悩んでおられる方、またご家族が社会復帰できずに困っておられる方も当院、または草津病院へ直接ご相談ください。これからも地域の皆様が元気に過ごせるよう、応援していきたいと思っています。
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草津カレー(クリックすると拡大します)
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"morning glory" by sho(写真をクリックすると拡大します)
[2020.07.25] うつ病治験のお知らせ
大うつ病治験を行っています。新規で治療を開始される方や、これまで他の抗うつ薬で治療をされている方で、別の治療を試してみたい方も参加して頂けます。ご希望の方は遠慮なく院長・スタッフへご相談ください。
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うつ病治験ポスター(クリックすると拡大します)
[2020.07.15] クリニック接遇研修~♪
当院ではスタッフによる接遇は心療内科治療の一部であると考えております。当院開業当時から継続的にご指導頂いているティーエスアルフレッサ株式会社CS推進部の平儀野真紀先生に再び講師をお願いして、スタッフの接遇研修を行いました。今回は最初に当院ホームページに掲載している"当クリニックの姿勢について"を皆で読み合い、次に「あなたの仕事のモットー・原動力は?」との質問に対し、「誠実」「思いやりの気持ち」「笑顔と優しい声」「誰かの役に立つ」「一生懸命」など各自の思いをホワイトボードに書いて発表し合いました。他のスタッフの発表の様子をみて、声のトーン、言葉遣い、笑顔、目線、身だしなみなど接遇の基本ができていたかについてもアドバイスし合いました。「思いは行動にして初めて伝わる」という接遇の基本を次回まで実践していくことを先生と約束して約1時間で終了しました。先生にはお忙しい中、毎回充実した内容の研修をして頂き、本当にありがとうございます。成長したスタッフの接遇を楽しみに、次回ご来院ください!
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クリニック接遇研修(写真をクリックすると拡大します)
[2020.07.04] 『血液栄養解析を活用! うつぬけ食事術』販売開始!
分子栄養学に詳しい山口病院精神科部長・日本栄養精神医学研究所会長の奥平智之先生が書かれた「血液栄養解析を活用! うつぬけ食事術(KKベストセラーズ)」を受付にて販売開始致しました。当院でもすでに販売している「ココロの不調回復 食べてうつぬけ(主婦の友社)」を更に細かく、かつマンガも加えてわかりやすく解説されてあり、奥平先生が発案した、栄養療法で治りやすい「栄養型うつ」を6タイプに分けて解説されています。後半はチェックリストなどを使ってより栄養型うつを理解しやすい内容で、最後には血液データの詳しい見方も解説されていました。当院でも生活習慣指導の一環として栄養指導を行っており、診療上必要な方へお勧めしています。わからない点などございましたら、遠慮なく当院院長または受付へお尋ねください。一人でも多くの方に分子栄養学を勉強して元気になって頂ければと思っています。
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「血液栄養解析を活用! うつぬけ食事術」(奥平智之著・KKベストセラーズ)
 
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"rain drops" by sho(写真をクリックすると拡大します)
[2020.06.30] 8月の休みについて
今年のお盆休みは8月13~15日を休診とさせて頂きます。皆さまには大変ご迷惑をおかけ致しますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。お盆のお休み期間でも広島市精神科救急情報センターをご利用になれます。緊急を要する場合は☎082-892-3600へご連絡ください。
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お盆休みのお知らせ(クリックすると拡大します)
 
[2020.06.15] 新型コロナウイルス感染症対策について④
全国の緊急事態宣言解除後、県を跨いでの往来もできるようになり、広島県内でのコロナウイルス感染者も遂に0名(6月15日現在)となりました! 一人一人の感染対策の成果だと思われますが、第2波、第3波に備えて引き続き、お一人お一人の咳エチケットやマスク着用、手洗いを継続しましょう。当院での院内感染対策はすでにお伝えしていますが、更に先日Studio Algo様、協栄建装様に入り口自動ドアをタッチ式から手をかざすだけで開くセンサー式自動ドアへ替える工事をして頂きました。これで自動ドアに触れることによる接触感染の心配もなくなりましたので、安心してご来院ください。引き続き接触感染をしないために、入り口でアルコール消毒し、クリニック内でもできるだけ物に触らないようにしてください。皆様にもご協力頂き感謝いたしております。
「コロナうつ」は正式な精神科疾患名ではありませんが、制限のある生活のストレスや感染に対する恐怖などから当院を受診される方も見られるようになりました。お困りの方は最寄りの心療内科当院へご相談ください。
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[2020.06.06] 第30回生涯教育講座参加②
(つづき)遅くなりましたが、昨年11月に開催された日本老年精神医学会が主催する第30回生涯教育講座へ参加してまいりましたので、後半をご報告いたします。広島大学大学院精神神経医科学の山下英尚先生より、「睡眠と認知症」と題して、高齢者、特に認知症患者における睡眠の状態や治療についてのお話がありました。昨年の佐伯区医師会定例会でもご講演を拝聴していましたので、よく理解できました。睡眠の役割として、脳の休養だけでなく保守作業も行っており、例えば脳の老廃物でありアルツハイマー型認知症の原因と考えられているアミロイドβたんぱく質なども睡眠中に脳脊髄液中へ洗い流されています。また寝入りばなの数時間で成長ホルモンなどのアンチエイジングホルモンが分泌され、脳や肌、筋肉、骨、内臓などの傷んだ細胞を修復し新陳代謝をサポートする役割もあり、不眠や睡眠不足により高血圧症、糖尿病、心疾患、うつ病、認知機能低下などの頻度も増加するとのデータも示されました。高齢者では睡眠薬による認知機能低下、ふらつき・転倒、翌日の眠気・倦怠感、せん妄などの副作用が見られることが多いため、厚労省による不眠症治療ガイドラインもあるように、睡眠薬に頼るのではなくまずは睡眠衛生指導を行うことが重要であり、就寝時間が早すぎる場合は10PMまでは起きておくこと、睡眠時間を長く設定している方は6時間程度眠れればOKとすること、昼寝は30分までにして、就寝2-3時間前には入浴を済ませること、日中は外出して日光を浴びること、基本的にアルコール、カフェイン、ニコチンは摂取しないこと、などなど大切なポイントを沢山教えて頂きました。明日からも最新の知見を当院通院患者さまへお伝えしていきたいと思います。
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日本老年精神医学会第30回生涯教育講座
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[2020.05.27] 新型コロナウイルス感染症こころの無料相談
5月25日より広島県立総合精神保健福祉センター(パレアモア広島)では新型コロナウイルス感染症に関連して、不安やストレスなど、心の不調を感じておられる方に対する無料電話相談を開始致しましたのでお知らせ致します。平日のみ9:00~12:00・13:00~17:00に☎080-1577-4774へお電話ください。また広島県から事業を受託した法人の公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士などがLINEでも相談に応じてくれるそうです。LINEアカウント名は”広島県こころの悩み相談”平日17:00~21:00、土日祝日は13:00~21:00にアクセスしてください。いずれも予約不要、匿名でも相談できますので、お気軽にご相談ください。勿論、これまで通り最寄りの心療内科当院でもご相談に応じていますので、新型コロナウイルス感染症に関連した気持ちや考え方・からだ・行動の変化でお困りの方もお気軽にご来院ください。
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新型コロナウイルス感染症こころの無料相談(クリックすると拡大します)
[2020.05.25] 世界禁煙週間です!
世界保健機関(WHO)はタバコフリー(たばこから解放された)社会の構築を目指し、毎年5月31日を世界禁煙デーに定め、厚労省も日本での禁煙を推進しています。今年のキャッチフレーズも昨年と同じく” 2020年、受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~”で、ポスターでもタレントの野村萬斎さんが「世界中の禁煙仲間と。5月31日は世界禁煙デー! なんでも仲間がいると思うと頑張れますよね。」と訴えています。東京オリンピック・パラリンピックに向けて、2020年4月1日から東京都受動喫煙防止条例改正健康増進法が全面施行され、2人以上の人が利用する施設は原則屋内禁煙となり、決められた場所以外では喫煙できなくなりました。また、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、3密を避けることが重要なので、事業者には喫煙所を閉鎖するよう指導されています。ご自身やご家族を守るためにも、タバコがやめられない方は是非最寄りの禁煙外来、または当院の禁煙外来をご利用ください。
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”2020 年、受動喫煙のない社会を目指して”(クリックすると拡大します)
[2020.05.10] お勧め医療機関;サブカルビジネスセンター
当院も連携させて頂いているサブカルビジネスセンターをご案内します。サブカルジャンルの就労継続支援B型事業所として、声優、イラスト、マンガ、動画作成(YouTube)、eスポーツなどなど、好きだったことがそのまま仕事に直結できるよう、元メディア専門学校で教えていたスタッフが技術を指導してくれます。サブカルが元々お好きな方は勿論ですが、全く経験がなくても技術を身につけながら仕事へつなげていけるとのことです。代表の山田智尋さんは、メディア専門学校の校長を務めておられた当時、障害を持たれている方の受け入れ先がないことに直面し、身体障害は勿論、ひきこもり、心の病、起立調節障害…、などすべての方のための居場所や仲間作りを目指しておられます。また薬物・アルコール依存症治療がご専門のこころの健康クリニック可部の倉田健一先生が顧問を務めておられ、最近増えてきているゲーム依存、ネット依存でお悩みの方の相談にものって頂けるそうです。ご希望の方はサブカルビジネスセンターホームページまたは☎090-6435-3545へご連絡頂くか、こころの健康クリニック可部へご相談ください。当院へお問い合わせ頂いても構いません。地域の皆様が元気に過ごせるよう、これからも応援していきたいと思っています。
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サブカルビジネスセンター(クリックすると拡大します)
[2020.05.03] 新型コロナウイルス感染症対策について③
全国の緊急事態宣言も延長される見通しのようですが、広島県内でのコロナウイルス感染者は160名(5月3日現在)でやや新規感染者は減少してきているようです。ここで気を緩めることなく引き続き、お一人お一人の咳エチケットやマスク着用、手洗いを継続し、不要不急の外出は避けましょう。
当院でも院内感染が発生しないようできる限りの感染対策を行っています。飛沫感染に対しては皆さんも既に気を付けておられるようですが、意外と接触感染のほうが注意が必要のようですので、クリニック内で患者さまができるだけ物に触る機会が少なくなるようにしました。

来院時は入り口にあるアルコールで手を消毒してから入室
マスクを持参し、院内でもマスクを使用して頂く
・マスクがない方はハンカチなどで口鼻を覆ってください
プライバシー保護のための番号札を当面廃止
待ち合いにあるiPad、雑誌、ソファークッション、ひざ掛けなど使用中止
・これまで通り院内のアルコール消毒を徹底
入口自動ドア・診察室のドアも開けたままにして常時換気を行う
・診察時間を短めにさせて頂いたり、予約を少なめにする
  (待ち時間を短くし待合での混雑を避けるためです、ご協力ください)
人との距離を取れるよう、入口外の廊下にも一定間隔ごとに椅子を設置
受付カウンター、処置室にビニールシート設置
診察室、カウンセリングルームにアクリル板設置
・スタッフは毎日の体温測定・体調チェック
・微熱、風邪症状のある方は電話再診処方
  (処方箋郵送料などの手数料を頂きます、ご了承ください)

できうる限りの対処を行っており、院内の余計な物に触らないなど皆様にご協力頂ければ院内で感染する可能性はほぼないと思います。だいぶ院内の様子が様変わりしておりますが、安心してご来院ください。
引き続き、風邪の症状や微熱、味覚障害、嗅覚障害、倦怠感や呼吸困難がある方は、医療機関を受診する前に厚生労働省の電話相談窓口 ☎0120-565-653 (フリーダイヤル) (受付時間:9:00~21:00 土日・祝日も実施) または広島県の各地域の保健所(☎082-513-2567)へご連絡ください。
コロナウイルス感染症で重症化しやすいのは圧倒的に喫煙率の高い男性であり、喫煙者は非喫煙者に比べて重症化率は1.7倍、人工呼吸器使用率も2.9倍です。タバコは免疫能を低下させるだけでなく、肺気腫の原因のため肺炎にかかりやすくなります。喫煙者の方はこれを機に禁煙しましょう。
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当院でのコロナウイルス感染予防
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[2020.04.13] 開院9周年!
お蔭さまで本日開院9周年を迎えることができました。当院へ通院してくださる患者さまやご家族の皆様、また連携してくださっている病院・診療所・施設やお取引先の皆様にも心より感謝申し上げます。患者さまを大切に思う気持ちを忘れず、地域の方々から困った時はいつでも相談したいと思って頂けるようなクリニックを目指して精いっぱい診療したいと思っております。世界的なコロナウイルス感染症で大変な時期ではありますが、医療法人として更に社会貢献していけるよう努力していきます。10年目もどうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m
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開院9周年!(クリックすると拡大します)
[2020.04.12] 新型コロナウイルス感染症対策について②
4月7日、東京、大阪など7都府県に緊急事態宣言が発令され、広島県内でもクラスター発生によりコロナウイルス感染者は59名(4月12日現在)へ一気に増加しました。厚労省からの新型コロナウイルス感染症対策についての発表の通り、お一人お一人の咳エチケットやマスク着用、手洗いなどが非常に重要であり、感染した本人が無症状であっても感染力があるとの報告もあり、不要不急の外出は避けることも重要です。
当院での感染対策として、来院時は入り口にあるアルコールで手を消毒してから入室して頂いたり、お持ちの方はマスクをご持参いただき、できるだけ院内でもマスクを使用して頂くようお願いしています。また当院ではプライバシー保護のため番号札をお渡ししていましたが、感染源になる恐れがあるためしばらく番号札を廃止し、また待ち合いにある共用のiPadもしばらく使用中止と致しました。これまで通り院内のアルコール消毒を徹底し、診察室のドアも開けたままにして常時換気を行うなど、できうる限りの対処を行っており、院内で感染する可能性はかなり低くなったと考えています。また待ち合いでの待ち時間を短くするために、診察時間を短めにさせて頂いたり、予約を少なめにするなど、皆様にもご協力頂き感謝いたしております。
引き続き、風邪の症状や微熱、味覚障害、嗅覚障害、倦怠感や呼吸困難がある方は、医療機関を受診する前に厚生労働省の電話相談窓口☎0120-565653(フリーダイヤル;受付時間:9:00~21:00土日・祝日も実施)、または広島県の各地域の保健所☎082-513-2567へご連絡ください。
コロナウイルス感染症で重症化しやすいのは圧倒的に喫煙率の高い男性であり、重症化リスクは喫煙者が非喫煙者の1.7倍、人工呼吸器を必要とするなどの重篤化や死亡リスクも2.9倍とのデータもイギリスの有名医学雑誌に発表されました。喫煙習慣は免疫能を低下させるだけでなく、肺気腫を引き起こしているため肺炎にかかりやすい状態を作っています。喫煙者の方はこれを機に禁煙を考えられてはいかがでしょうか。
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コロナウイルス感染予防(クリックすると拡大します)
[2020.04.03] グラシアビル薬局前工事完了!
当院のあるグラシアビル1Fのオール薬局前の花壇の工事が終了しましたのでご報告いたします。これまではクリニック受診後に一旦車道へ出ないとオール薬局さんへ入れなかったのですが、このたびオーナー様、オール薬局様により、車道へ出ず直接行き来できるよう、花壇の一部を歩道へ変える工事をしてくださいました。ご高齢の方、歩行が困難な方はこれまで大変だったことと思いますが、これでもう安心ですね! 安心して受診して頂けることと思います。
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オール薬局前花壇工事終了!(クリックすると拡大します)
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"sakura"(写真をクリックすると拡大します)
[2020.03.30] ゴールデンウィークについて
今年のゴールデンウィークは暦どおり4月29日、5月3日~5月6日を休診とさせて頂きます。連休の前後は混み合うことが予想されますので、お早めにご予約をお取りください。ゴールデンウィークのお休み期間でも広島市精神科救急情報センターをご利用になれます。緊急を要する場合は☎082-892-3600へご連絡ください。
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5月休診日のお知らせ(クリックすると拡大します)
[2020.03.15] 第30回生涯教育講座参加①
日本老年精神医学会が主催する第30回生涯教育講座へ参加してまいりました。医療法人鶯友会牧病院の牧徳彦先生による「若年性認知症の方の就労問題」では、まだ働き盛りの年代に発症する若年性認知症の問題点、治療上の注意点など大変貴重なお話がありました。若年性認知症は65歳未満で発症し男性に多く、10万人当たり47.6人、全国に3.78万人いると推計され、かつてはPick病がほとんどと考えられていましたが、実際には60%がアルツハイマー型認知症、20%が血管性認知症に起因しており、Pick病を含む前頭側頭型認知症は15%程度とのことでした。医療機関への受診が遅れたり、うつ病と間違って診断され診断確定までの期間が長かったり、働き盛り世代での発症のため経済的な問題が大きく就労継続可否について性急に判断と対処を求められる、本人も家族も病気を受け入れがたく家庭内の問題となることが多い、経過が長く配偶者や高齢の親が長期間介護者になることが多い、などが特徴です。本人・家族ともに精神的にも経済的にも就労維持を望みますが、現実的には8割が早晩退職を余儀なくされています。就労支援には就労維持支援、就労移行(復職)支援、福祉的就労(就労型)支援の3類型があり、企業が一定以上の障害者を雇用が義務付けられる障害者雇用率制度を発展させ、障害者雇用に特別の配慮をしたと認定された子会社を設立できる特例子会社制度も有用であるとのお話でした。2019年6月認知症施策推進大綱が決定され、若年性認知症に関しては就労支援事業所の実態把握、若年性認知症の実態把握が盛り込るなど、国としても対策に乗り出しているとのことで、一人でも多くの若年性認知症の方が救われる日が来ることを期待したいと思います。(つづく)
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日本老年精神医学会第30回生涯教育講座(クリックすると拡大します)
[2020.03.03] お勧め医療機関;広大病院精神科グループセミナー
当院もいつも連携させて頂いている広島大学病院精神神経科によるグループセミナーをご案内します。パニック障害とはめまいや息苦しさ、動悸、手足のしびれなどの激しい症状をともなう発作が特別な理由もなく繰り返すもので、発作がまた起こるのではないかという強い不安や心配が続き、ひとりで外出できず引きこもりがちになるなど生活に支障がでてきます。当院でもパニック障害の方には、簡易的な認知行動療法生活習慣指導を行ったり、血液検査でフェリチンなどを測定した上で栄養療法を行っており、ほとんどの方は良くなっていかれます。必要な方には少量のお薬による治療も併用していますが、中には再びお薬を中止していく段階で再発してしまう方がおられ、そういうケースでは広大病院のグループセミナーを紹介させて頂いています。グループセミナーでは認知行動療法が3か月間で全10回予定されており、呼吸法や認知再構成などで発作時の対処法を学んだり、身体の感覚に慣れる練習をした上で発作の起こりそうな場面に挑戦し克服していく、などなど盛り沢山な内容です。広大のグループセミナーを併用された方は皆さん「薬が要らなくなった!外出が怖くなくなった!」と驚くほど改善され、当院での治療も終了される方が多くおられます。最近は慢性疼痛のグループセミナーにも力を入れて行われているようです。広大病院を受診するには紹介状が必要ですので、グループセミナーをご希望の方は当院または最寄りの心療内科にてご相談ください。地域の皆様が元気に過ごせるよう、これからも応援していきたいと思っています。
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広大病院精神科グループセミナー(クリックすると拡大します)
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"Spring Garden" by sue(写真をクリックすると拡大します)
[2020.02.21] 新型コロナウイルス感染症対策について①
連日TVなどで新型コロナウイルス感染症について報道され情報が錯綜していますが、極端な悲観論や楽観論に偏らず、冷静に行動して頂きたいと思います。今週厚労省より新型コロナウイルス感染症対策について発表があり、お一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要で、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上(高齢者や基礎疾患等のある方は2日程度)続き、強いだるさや息苦しさがある方は、各都道府県の「帰国者・接触者相談センター」に連絡すること、といった内容でした。新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」を紹介されますので、マスクを着用し公共交通機関の利用を避けて受診してください。また多くの方が集まるイベントや行事等に参加される場合も、お一人お一人が咳エチケットや頻繁な手洗いなどの実施を心がけていただくとともに、開催者の判断でイベントや会議が中止されることも増えてくると思いますのでよく確認し、不要不急の用事以外は外出を控えるようにとのことです。当院でも来院時は受付や待ち合いにあるアルコールで手指を消毒して頂いたり、できるだけマスクを院内でも使用して頂くようお願いしています。患者様用にお配りする数の余裕はありませんので、できるだけマスクをご持参ください。微熱や咳などの症状がある方は医療機関を受診する前に厚生労働省の電話相談窓口☎0120-565653(受付時間:9AM-9PM 土日・祝日も実施)へご連絡ください。
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コロナウイルス感染予防(クリックすると拡大します)
[2020.02.17] お勧め書籍:『うつ白 そんな自分も好きになる』
元サンフレッチェサッカー選手の森崎和幸・森崎浩司さんが書かれたうつ白 そんな自分を好きになる(TAC)を待ち合いに置かせて頂きました。森崎兄弟と言えばJリーガーとして華々しく活躍し続けているイメージがありましたが、実はオーバートレーニング症候群うつ病のために数年ごとに休養・治療を行っては回復して復帰することを繰り返していた様子が詳しく記されていました。一卵性双生児ではないとのことですが、2人の症状が非常に似ていることも興味深く読ませて頂きました。いつも児童思春期の精神病理や発達障害の研修会などでご指導頂いたり患者さんの紹介などで連携させて頂いている松田病院の松田文雄先生が主治医として主に精神療法を行っておられたのも初めて知りました。松田先生による後書きでは、最初に4つの治療目標を設定されたり、双子同士という難しい関係に苦労された様子などが書かれており、治療者としても読みごたえのある1冊でした。森崎兄弟のようにがんばりすぎてお仕事を休まれたことのある方やうつ病治療にご興味のある方は来院時是非ご覧ください。
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うつ白 そんな自分も好きになる(森崎和幸・森崎浩司著;TAC)
[2020.02.09] 日本語論文掲載!
このたび 精神医学という医学雑誌に院長の論文が掲載されました。京都大学が中心となって行っていたSUN☺D(サンディー;抗うつ薬の最適使用戦略を確立するための多施設共同無作為比較試験)に参加しておりましたが、このたび精神医学増刊号1冊まるごとSUN☺Dについての特集が組まれ、参加したクリニックとして、スタッフ、CRC、医師のチームワークを基本にして、電子カルテ機能やカレンダーソフト機能を活用したり、中央サイトや他院と連携した様子など工夫した点を書かせて頂きました。ご協力頂きました皆様には心より感謝申し上げます。2010年12月~2015年3月にかけて、日本全国48医療機関にて合計2011人の未治療うつ病エピソードの患者さんにご参加をいただき(平均年齢43歳、女性54%)、抗うつ剤の臨床試験としては世界で3番目の規模を誇ります。数に限りはありますが別刷りをお渡しできますので、うつ病治療SUN☺Dにご興味のある方は院長、スタッフへお伝えください。業績についてのページからも是非ご覧ください。
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精神医学SUN☺D特集号(写真をクリックすると拡大します)
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"Market St."(写真をクリックすると拡大します)
[2020.01.30] お勧め医療機関;KKスポーツ整体院
私の友人が開業しているKKスポーツ整体院をご紹介します。県立病院向かい側の黄金山通り沿いにあり、専用の駐車場も完備されていますので、車でも気軽に行くことができます。プロ野球選手および指導者としての28年間の経験をお持ちの”イケメン”の院長先生の施術は勿論素晴らしいのですが、日ごろの姿勢、毎日のストレッチ、筋トレのメニューなども詳しくアドバイスしてくれます。私も毎日電子カルテを使っていて、肩こりに悩まされていますので、いつもお世話になっています。施術前後は状況によりホットパック・アイシングも用意されています。頭痛、肩コリ、腰痛、膝痛など、諦めている方も是非訪ねてみてください。大変人気の整体院ですので、お電話(☎070-5303-7372)で予約して行かれることをお勧めします~(^^)/ 院長先生の楽しいブログはこちらからご覧ください。
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KKスポーツ整体院(写真をクリックすると拡大します)
[2020.01.25] 第7回認知症疾患医療センター全国研修会岡山大会参加
第7回認知症疾患医療センター全国研修会岡山大会へ参加してまいりました。平成21年4月に開始された認知症疾患センター事業は、専門医療相談、鑑別診断と治療方針の決定、周辺症状・合併症への対応、医療情報提供などを行うと共に、介護との連携や認知症を専門としない一般開業医などへの研修を行うなどの目的で発足しました。全国に総合病院などによる基幹型16カ所、単科精神科病院などによる地域型359か所、診療所などによる連携型54か所(H30.9時点)の認知症疾患センターができ、その他オレンジカフェと呼ばれる認知症カフェや物忘れカフェ、地域包括センター、患者・家族会なども連携して認知症患者さんのサポートをおこなっておりましたが、それぞれの活動が他者に見えにくいことから横のつながりをもつ情報交換の場として全国研修会が始まったとのことでした。慈恵病院副院長の石津秀樹先生による「精神科病院でのBPSD対策の現状と課題」では、施設からの対応困難例や病院からの合併症例の入院が増えており、迅速に治療して紹介元へいかに早く戻って頂くかが課題であり、在宅、施設、病院でのBPSDに対する予防的対応力の強化、重症化する前に紹介してもらうこと、ガイドラインの作成や認知症ケアの実践が重要であるとのことでした。院長も前職である吉田総合病院精神神経科で同じように精神疾患をお持ちの方の身体合併症治療を中心に行っていたので、石津先生のご苦労がよく伝わってきました。当院に通院してくださっている認知症の方やそのご家族へも最新の知見をお伝えしていきたいと思います。
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日本老年精神医学会第29回生涯教育講座(写真をクリックすると拡大します)
[2020.01.14] プレゼント?!
患者さまとは診察時色々なお話を伺う機会があり、意外な趣味や特技をお持ちで驚くことも多々あります。ある80代の患者さまがこのたび木彫りの額をプレゼントしてくださいました。お若い頃からの趣味でされていたそうで、80代になっても続けておられるとは伺っていましたが、本日受診時に持参され、当院へプレゼントしてくださるとのことでした。ありがたく頂き、診察室に飾らせて頂きました。ご高齢の方も当院には元気な方が沢山通院されています。ご高齢の方も諦めず、生きがいを持って元気に過ごして頂きたいと思います。
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[2020.01.04] 謹賀新年<(__)>
明けましておめでとうございます。今年は当院開院10年目を迎える年になります。今年も患者さまを大切に思う気持ちを忘れず、地域の方々から困った時はまた相談したいと思って頂けるようなクリニックを目指して精いっぱい診療する年にしたいと思っております。本日1月4日~より診療開始致しました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
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"迎春2020" by sue(写真をクリックすると拡大します)


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